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つれづれなるまゝに、日ぐらしリグに向かひて、聞こえ来るよしなラヂオをそこはかとなく 聞き入れば、あやしうこそ物狂ほしけれ.良打鍵好
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7バンド・カーボン釣竿ホイップ

7バンド・カーボン釣竿ホイップ
 材料: Mコネクタは通販 釣竿はカーボン製の中古品 他はホームセンターで調達したものです
 移動運用で使用するため 軽量かつ簡単設営 またクイックQSYに対応しました
①仕様
   ベースローディングタイプの1/4λホイップ
   コイルのタップ切替で7MHz~28MHz(7バンド)に対応
   全長2.5m 重量300グラム
   収納サイズ ≒1m(つり竿の収納寸法による)
②構成
   主に次の四つのブロックで構成しています
   ①M型コネクタ給電部
   ②コイル部分
   ③カーボン釣竿(最大長2.5m以下)
   ④8Φの木の丸棒
   7Bパーツ
③組立て
   ①M型コネクタ給電部の製作
    10Φのステンレスパイプを30cmにカット
    1mm程度の穴を開け 銅線を通して コネクタとパイプの接続に使います
    先端をビニールテープで絶縁して M型コネクタに挿入 エポキシパテで接着固定します
    銅線を ステンレスにはんだ付けするのがベターですが 私は銅線をきつく巻いてテープで
    固定しました・・・・・・・こんなんでも No-Problem
   1_給電部 2_給電部 3_給電部 4_給電部
   ②コイルの製作
    16Φ塩ビパイプを半分の20センチにカット   両端にビス・ナット
    自在ブッシュ(ホームセンターで入手)を両面テープで貼り付け 0.8の銅線を巻いて
    コイルを作ります  この部分から10メガ~24メガのタップを取りだすようになります
    自在ブッシュ部分は40回巻き ビニール線は多い目の40回巻きにしておきます
    両端に10Φのパイプが挟める大きさの 目玉クリップをつけておきます
    ステンレスパイプと 丸棒に 塩ビパイプとのガタ止めに ビニールテープを巻きます
    1_コイル 2_コイル 3_コイル 準備組立て
④設営
   ①設営は 20秒もあれば十分
      釣竿を伸ばして 給電部の丸棒に差込み 目玉クリップで 釣竿を挟み、基台に取付けます
      バンド変更は クリップで タップ位置を変えるだけでOKです
   組立て設営1 組立て設営2 組立て設営3 組立て設営4
    ②設営前に 準備組立てで 2つのブロックにしておくと便利です
      給電部 と カーボン釣竿 です
   2つのブロックに
⑤タップ位置:参考
     <実験結果・タップ位置> 必要なコイルの巻数です 
        28.050  0 (コイルショート)
        24.900  2
        21.050  4
        18.090  8
        14.050  17
        10.130  36
         7.010  76 (フル)
⑥運用してみて
    7メガ~28メガまで 簡単QSYが可能(約5秒)です
    垂直系なので意外とDXにいいようです
    軽量なので小型基台で十分です 約300グラム
    欠点: カーボン釣竿の先端の細い部分もエレメントとして使用しています
         折れやすいので取り扱いに要注意です
    なお このエレメントを2本用意して V型-DPに 展開しています
   取り付け1 7Bカーボンホイップ1 実物と写真が一部違う点がありますがご勘弁を
  ◎最後に
   カーボン釣竿はアンテナに使えないという 間違った考えを 改めてください
   逆に 軽量・簡単設営という面で これほど 移動アンテナに適したものはありませんぞ!

     以上 お粗末でした
      
Last Modified : 2017-03-30