2000-01-01 (Sat)
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7バンド・カーボン釣竿ホイップ
材料: Mコネクタは通販 釣竿はカーボン製の中古品 他はホームセンターで調達したものです
移動運用で使用するため 軽量かつ簡単設営 またクイックQSYに対応しました
①仕様
ベースローディングタイプの1/4λホイップ
コイルのタップ切替で7MHz~28MHz(7バンド)に対応
全長2.5m 重量300グラム
収納サイズ ≒1m(つり竿の収納寸法による)
②構成
主に次の四つのブロックで構成しています
①M型コネクタ給電部
②コイル部分
③カーボン釣竿(最大長2.5m以下)
④8Φの木の丸棒

③組立て
①M型コネクタ給電部の製作
10Φのステンレスパイプを30cmにカット
1mm程度の穴を開け 銅線を通して コネクタとパイプの接続に使います
先端をビニールテープで絶縁して M型コネクタに挿入 エポキシパテで接着固定します
銅線を ステンレスにはんだ付けするのがベターですが 私は銅線をきつく巻いてテープで
固定しました・・・・・・・こんなんでも No-Problem

②コイルの製作
16Φ塩ビパイプを半分の20センチにカット 両端にビス・ナット
自在ブッシュ(ホームセンターで入手)を両面テープで貼り付け 0.8の銅線を巻いて
コイルを作ります この部分から10メガ~24メガのタップを取りだすようになります
自在ブッシュ部分は40回巻き ビニール線は多い目の40回巻きにしておきます
両端に10Φのパイプが挟める大きさの 目玉クリップをつけておきます
ステンレスパイプと 丸棒に 塩ビパイプとのガタ止めに ビニールテープを巻きます

④設営
①設営は 20秒もあれば十分
釣竿を伸ばして 給電部の丸棒に差込み 目玉クリップで 釣竿を挟み、基台に取付けます
バンド変更は クリップで タップ位置を変えるだけでOKです

②設営前に 準備組立てで 2つのブロックにしておくと便利です
給電部 と カーボン釣竿 です

⑤タップ位置:参考
<実験結果・タップ位置> 必要なコイルの巻数です
28.050 0 (コイルショート)
24.900 2
21.050 4
18.090 8
14.050 17
10.130 36
7.010 76 (フル)
⑥運用してみて
7メガ~28メガまで 簡単QSYが可能(約5秒)です
垂直系なので意外とDXにいいようです
軽量なので小型基台で十分です 約300グラム
欠点: カーボン釣竿の先端の細い部分もエレメントとして使用しています
折れやすいので取り扱いに要注意です
なお このエレメントを2本用意して V型-DPに 展開しています
実物と写真が一部違う点がありますがご勘弁を
◎最後に
カーボン釣竿はアンテナに使えないという 間違った考えを 改めてください
逆に 軽量・簡単設営という面で これほど 移動アンテナに適したものはありませんぞ!
以上 お粗末でした
材料: Mコネクタは通販 釣竿はカーボン製の中古品 他はホームセンターで調達したものです
移動運用で使用するため 軽量かつ簡単設営 またクイックQSYに対応しました
①仕様
ベースローディングタイプの1/4λホイップ
コイルのタップ切替で7MHz~28MHz(7バンド)に対応
全長2.5m 重量300グラム
収納サイズ ≒1m(つり竿の収納寸法による)
②構成
主に次の四つのブロックで構成しています
①M型コネクタ給電部
②コイル部分
③カーボン釣竿(最大長2.5m以下)
④8Φの木の丸棒

③組立て
①M型コネクタ給電部の製作
10Φのステンレスパイプを30cmにカット
1mm程度の穴を開け 銅線を通して コネクタとパイプの接続に使います
先端をビニールテープで絶縁して M型コネクタに挿入 エポキシパテで接着固定します
銅線を ステンレスにはんだ付けするのがベターですが 私は銅線をきつく巻いてテープで
固定しました・・・・・・・こんなんでも No-Problem




②コイルの製作
16Φ塩ビパイプを半分の20センチにカット 両端にビス・ナット
自在ブッシュ(ホームセンターで入手)を両面テープで貼り付け 0.8の銅線を巻いて
コイルを作ります この部分から10メガ~24メガのタップを取りだすようになります
自在ブッシュ部分は40回巻き ビニール線は多い目の40回巻きにしておきます
両端に10Φのパイプが挟める大きさの 目玉クリップをつけておきます
ステンレスパイプと 丸棒に 塩ビパイプとのガタ止めに ビニールテープを巻きます




④設営
①設営は 20秒もあれば十分
釣竿を伸ばして 給電部の丸棒に差込み 目玉クリップで 釣竿を挟み、基台に取付けます
バンド変更は クリップで タップ位置を変えるだけでOKです




②設営前に 準備組立てで 2つのブロックにしておくと便利です
給電部 と カーボン釣竿 です

⑤タップ位置:参考
<実験結果・タップ位置> 必要なコイルの巻数です
28.050 0 (コイルショート)
24.900 2
21.050 4
18.090 8
14.050 17
10.130 36
7.010 76 (フル)
⑥運用してみて
7メガ~28メガまで 簡単QSYが可能(約5秒)です
垂直系なので意外とDXにいいようです
軽量なので小型基台で十分です 約300グラム
欠点: カーボン釣竿の先端の細い部分もエレメントとして使用しています
折れやすいので取り扱いに要注意です
なお このエレメントを2本用意して V型-DPに 展開しています


◎最後に
カーボン釣竿はアンテナに使えないという 間違った考えを 改めてください
逆に 軽量・簡単設営という面で これほど 移動アンテナに適したものはありませんぞ!
以上 お粗末でした
Last Modified : 2017-03-30